こんにちは。 桜もだいぶ咲いてきましたね でもまだまだ寒い日が続いています
気温の変化で風邪をひいている方が多いようです。みなさんも気を付けてください。
今日は古代のお話ご紹介いたします。
古今東西、歯にまつわる言い伝えや記述はいろいろな形で残されています。
例えば、古代エジプトのパピルスにはすでに歯磨きの処方について記述がありました。
インドでもあのお釈迦様が「朝はやく起き、虫食いのない木を使って歯をみがきなさい」と
啓蒙していた痕跡があります。
当時の仏典にこのような記述があることからお釈迦様の言葉として伝えられてきたといいます。
ところで、「歯をみがく」という考え方は仏教の伝来とともに日本に輸入されたそうです。
6世紀の中頃に輸入された仏教がやがて平安朝のころになると加治祈祷の儀式で人心を得た
密教にも発展、その儀式のなかに楊枝の儀式というものがあって、それが民間への歯みがき奨励に
大きな役割を果たしたと伝えられています。
このように、歯みがきは時代を超え、民族を超えてその大切さが伝えてきたようです。